『友情論』村岡花子
村岡花子
昭和22年初版 湘南書房
日焼け・背表紙数字を書いた紙貼り付け有
経年によるシミ有
183 × 130 × 8mm /175p
ソフトカバー
現在絶版
赤毛のアンの翻訳者としても知られる作家・村岡花子の随筆集。
「乙女の日の道に咲き出た友情の花を、潔らかに、美しくはぐくみ、ゆたかにみのらせて、生涯の祝福とならしめるために、これからこのいみじき神秘の扉を次々に、ひらいて見ることにいたしませう」(はじめの言葉)
少女同士の友情について記した「友情論」のほか、本について書いた「読書をめぐって」、若い女性へ向けたエッセイ「生活の窓」などの各章を収録。
東洋英和時代のクリスマスの思い出を振り返った文書なども有。
大正昭和の凛々しい女学生生活が伺えそうな一冊でもあります。
旧字旧仮名遣い。