宮脇綾子自選展・絵葉書7枚付・布切れの芸術

1989年発行/朝日新聞社
背角少痛み・その他Good・展覧会場絵葉書
28×13cm/ソフトカバー

「戦争が終わった喜びと、長い間願い続けてきた自分の時間を得たうれしさとでーさあ何をやろう。すぐ思いついたのがアプリケだった」(宮脇綾子「布と遊ぶ」)
平凡な主婦だった宮脇さんが、40歳にして突然始めた「身近なボロを生かした創作アプリケ」。たぐいまれな造形描写と見るものをひきつける布合わせの妙は、多くの人々を驚かせ、虜にしました。
本書は、その宮脇さんが自ら選んだ作品約150点に58帖の「はりえ日記」からの代表作を加えて行われた展覧会の図録。
「この布は格別いいのでレンコンも喜んでいることでしょう」(れんこん・1974年)
ひとつひとつの作品に添えられた言葉も、元気で明るくってとても楽しい。
※本書には、展覧会で販売された未使用の絵葉書(7枚・袋付)が挟まれていたので、これもオマケでお届けします。