【新刊】フィンランドのノールビンドニング『Kinnasneulakirja』
Martta Valkeejärvi
2016年/Kustannusosakeyhtio Tammi
新刊状態良
152p/ 230 x 200 × 20 mm
ハードカバー
テキスト・フィンランド語
織ったり編んだりする技術が発達する以前、人類は一本の針と糸だけで衣服を”編んで”いました。
北欧スウェーデンで「Nålbindning」(ノールビンドニング)と呼ばれるこの技法は、フィンランドでは「neulakinnastekniikka」「kinnasompelu」「kinnasneulatekniikka」などと呼ばれます。
本書はそのフィンランド版ノールビンドニングの編み方を、使う道具、基本的な編み方、作品作りなどと共に、豊富な写真で取り上げたもの。
ミニマムで美しい写真(1986年生まれで手工芸品専門講師でもある著者の旦那様によるものだそう)を使った丁寧な解説はもちろん、各編み方別に動画での解説も(本来はチュートリアルの最後に掲載されたQRコードを読み取ると動画に飛べるようになっていたようですが、現在はこのリンクが切れており、こちらのyoutubeで全10の動画すべてを見ることができます→https://www.youtube.com/watch?v=AYrYMBMWwkg&list=PLXhT4HLp-mWPGny3iFS4STaj1Sm18Fc4e)。
ミトン、手袋、靴下、マフラーなどの20種の作品の作り方もあり、素朴で力強く、プリミティブな魅力に満ちたノールビンドニングの世界を存分に楽しめる一冊です。
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