家庭料理日々の献立
大正15年重版

国立営養研究所公表
大正15年重版 東京文録社
経年によるシミ&日焼け有
見返し蔵印有・カバー欠
22.2×15.5cm/397p/ソフトカバー

一年365日朝・昼・晩の献立を収めた、大正13年初版の料理本。
お正月のお雑煮・お節料理から始まり、春夏秋冬、その季節にあった献立と作り方(または献立を考える際の注意点)が、びっしり397ページ。
ちなみに12月9日の献立は、
朝:大根菜の味噌汁、いりゴボー。
昼:塩サケの味噌かけ。
夜:サツマイモの煮ころがし、イワシのスアゲ。
手軽に作れそうな和風料理から、マカロニ料理、カレー、牛肉の文化揚げ(細かく切った牛肉とすりおろしたニンジンを小麦粉・卵と混ぜて揚げる料理らしい)など、当時の食卓が偲ばれるメニウもあって、おもしろい。
大正時代の家庭料理をぜひご堪能あれ。旧字旧仮名(総ルビ)。

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