矢川澄子
装本・中島かほる、装画・中西夏之
1974年/大和書房
ビニールカバー端少痛み
帯付き・経年による日焼け少有
その他概ね良好
167p/205・155・20mm
ハードカバー
現在絶版
澁澤龍彦の元妻で、エッセイスト・詩人・翻訳家であった矢川澄子。
純粋で残酷で、常により良い世界と自分を希求してもがく。
「だあれも教えてくれない、どこにも書いてない、ほんとのこと。それはね、美しくなければ駄目、ということなの。美しく生まれた人だけが救われるのよ」(「臨終の少女」)
永遠に完結しない、自己矛盾に満ちた「閉じない輪」としての「少女」を具現するかのような矢川澄子が存分に楽しめる短編集。
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