『一本の線から from a line』二冊セット 堀内紀子
堀内紀子
1986年/染色と生活社
函欠・カバー端イタミ
巻目ページ下部ノド部分に落とした?際にできたような折り目有
見返しに日付書込有
上下巻合わせて588p
365 × 260 × 40(上下巻合わせて)mm
ソフトカバー
テキスト:日本語、英語
現在絶版
箱根彫刻の森美術館の遊具「ネットの森」でも知られるカナダ在住のテキスタイル・アーティスト堀内紀子(Toshiko Horiuchi MacAdam) が、線(紐や糸)で作る編地の構造・編み方をイラストで徹底解説した二冊セット。
「人は本当は誰でも、自らの手で布を作ることが出来るのです。一本の線が面になっていく、ほんのわずかな基本的な線の動きを知れば…。(中略)その中で本書では、私の理解出来る染織の分野に的を絞り、線である糸が面である布に変わる時の基本的な線の動きを図で追ってみました」(はじめに)
すばらしく大きな分かりやすいイラストで、様々な編地の線の動きをたっぷり掲載しており、圧巻(上下巻合わせて約4㎝・588p!)。
棒編み、マクラメ、かぎ針、スプラング、プレイディングなどによるやり方も付録として表されており、糸を使って何かを創造したい方におすすめの本格的な参考図書。
ずっしりと重い大型本です。当時の定価18000円。