7/20◎入荷のお知らせ ノルウェーのハンドクラフト誌

ノルウェーのハンドクラフト誌、トールペインティング、フィンランドの刺繍図案冊子を入れました。

フィンランド『クロスステッチの図案集』
ノルウェーのハンドクラフト・冊子『Norsk Husflid』1971・No.4、子どもたちの刺繍、マクラメ、帽子と手袋など
ノルウェーのハンドクラフト・冊子『Norsk Husflid』1971・No.5、民族衣装、棒針レース、刺繍など
ノルウェーのハンドクラフト・冊子『Norsk Husflid』1970・No.3、木の器、手織りのワンピース、ダマスク織りなど
ノルウェーのハンドクラフト・冊子『Norsk Husflid』1970・No.5、手織りの作品など
ノルウェーのハンドクラフト・冊子『Norsk Husflid』1970・No.6、サーミの工芸品、手作りロウソク、白糸刺繍のローブなど
ノルウェーのハンドクラフト・冊子『Norsk Husflid』1970・No.1、ハーダンガー刺繍、黒糸刺繍、木彫りなど
ノルウェーのトールペインティング『北モレのローズマリング』図案紙セット

今日はノルウェー、フィンランド本の入荷になりました。
『Norsk Husflid』1971・No.5に民族衣装についての記事があったのですこし調べてみたところ、ノルウェーでは伝統的な民族衣装「Folkedrakt」と、この冊子に載った「Bunad」(ブーナッド)は少し違うそうで、正確な意味での「Bunad」(ブーナッド)は、20世紀になってから伝統的な民俗衣装をもとにデザインされた「民族衣装」を指す言葉なのだとか。(詳しくは → Wiki
ヘッドドレスで髪を覆わなければならないなどといった、伝統衣裳の規則を少しばかりゆるくし、現代の洋服、ファッションとのミックスを楽しむこともブーナッドではよくあるようで、すると当然、伝統的な着用を重視する人々との議論も起こるそうです。
政府の認定を受けたブーナッドの認定団体「Bunad- og Folkedraktradet 」など、厳しい基準で作られたブーナッドのみを認める団体もあり、そのような団体は少々の皮肉を込めて「bunad police」(ブーナッド警察)とも呼ばれるのだとか。ふふふ。日本のお着物にもこういうこと、ありますね。
また刺繍や織物がふんだんに使われた正式の認定ブーナッドは、伝統工芸の塊である着物と同じく、製作にたいそう時間がかかりそのためとても高いそうで、上記wikiには、2000~10000ドル(22万~112万程度)とありました。で、これだけ高価だと、これまた着物と同じように、時にステイタス・シンボルにもなり、親が子どもに贈る一生ものの衣裳にもなるようです。

と、長々と書いてしまいましたが、本日の商品、お楽しみいただけましたらうれしいです。
毎日暑すぎる日が続きます。
どうぞよい週末を!