日本の手芸本、絵本、雑誌、エッセイなどを入荷しました。
絵本は先日入れたものと同じく、宇野亜喜良の初期イラストが楽しめる「うたえほん」シリーズです。
今日入れたもののなかには福田繁雄が絵を担当したページもあり、豪華!
ぜひご覧ください。
また「いろは」4号で特集したファッションデザイナー中林洋子のエッセイ集も入れました。
洋子さんが手掛けた装幀本は、奥付をチェックしなくても、あ、洋子さん(なみこさんと読みます)の! と分かるなにかがあります。こういう「見えないイニシャル」を自然とつけることができた女性なのでしょうね。
また「婦人画報」は佐野繁次郎の手書き文字がタイトルロゴだった時代のものです。
昔々、海月書林でまとめましたが(→LINK・佐野繁次郎とマサム・マサコ・気がつけば、もう十年以上前ですね…)、このころの「婦人画報」ではマダム・マサコさんも連載を持っていました。
そういえば伊丹十三(当時は「一三」でしたが)の「ヨーロッパ退屈日記」も、山口瞳の「江分利満氏の優雅な生活」(直木賞受賞作)も、今回入れた60年代の「婦人画報」の連載だったのですね。
どうぞお楽しみください。