カテゴリー: 入荷のおしらせ

3/23◎入荷のお知らせ 『クラフト入門』

スウェーデンの織物本、日本の鳥類図鑑、保育社カラーブックス人気本、宇野亜喜良の表紙雑誌、イタリアの手芸雑誌などいれました。

保育社カラーブックス『クラフト入門』
図鑑『日本の鳥』 内田清之助
新婦人 1966年7月号 宇野亜喜良表紙
イタリア手芸雑誌『RAKAM』1992年5月号 バラ特集
スウェーデン『織りのいろいろ』Plockvavar
スウェーデン『裂き織りの織り物』Vav med trasor och stranggarn

保育社カラーブックスの「クラフト入門」はちいさくてかわいい一冊です。
おまけに情報も満載。

保育社カラーブックス『クラフト入門』


たとえば、商品ページのコメントでは触れませんでしたが、参考画像三枚目の右下写真。
キャプションに
「アラビアのスタッフ・クラフトマン、K.Salmenhaara女史(右)の仕事場で。後方は彼女の作品群。女流クラフトマンの第一人者」
とあります。日本でも最近人気のKyllikki Salmenhaara(キーリッキ・サルメンハーラ)でしょうか。
このほかにも、ベルント・フリーベリの花瓶などの掲載もあります。

スウェーデン『BERNDT FRIBERG KERAMIKER』ベルント・フリーベリ作品集

今年は桜が早いようで。
我が家の周囲も咲き始めてしまい、あんれまあ、びっくり、お花見どうしよう…と慌てております。
春ですね。
よい週末を。

3/20◎入荷のお知らせ

スウェーデンの織物本、デンマークのニット冊子、インドの宮廷衣裳図録、イタリアの手芸雑誌などなど入れました。

図録『インド宮廷衣裳』西北インドの諸王家等の衣装
デンマーク ニット・パターン集『VOKSEVAERK』2~8才子どものニット
スウェーデン 織りのハンドブック『I Vavstolen』
スウェーデンの手織り本『Vava bilder』絵織り図案集
イタリア手芸雑誌『RAKAM』1992年6月号 ・白糸刺繍、刺繍図案

デンマークのニット作品集はとてもすてき。
子ども用のパターンですが、どれもセンスが良くて上品。シンプルでミニマムなこういった子ども用のニット、日本ではあまり見ないせいもあり、いいなあと見とれてしまいました。すべてイサガー糸を使ったパターンです。

またインドの宮廷衣裳展の図録も見ごたえがあります。
刺繍も織りも、宮廷衣裳だけあってとっても豪華。布をたっぷりと使った男性用の衣装や、ガガラと呼ばれるフレアースカートなど、知らない衣裳・技法についての解説も添えられていて、とてもおもしろい。

図録『インド宮廷衣裳』西北インドの諸王家等の衣装

関東の今日は昨晩から雨降りです。
一雨ごとにきっと暖かくなっていくのでしょうね。
よろしくお願いします。

3/16◎入荷のお知らせ 『アイヌの生活』

スウェーデン・ノルウェーの織物本、アイヌの人々の写真冊子、イタリアの手芸雑誌、フィリシタス・クーンのかわいらしい絵本など入れました。

スウェーデンの手織り本『Vav med tradition』伝統を織る
フェリシタス・クーンのイラスト絵本『 Uber Stock und uber Stein』
イタリア手芸雑誌『RAKAM』1993年3月号
イタリア手芸雑誌『RAKAM』1992年4月号
織り物のパターン集&織物ガイド二冊合本『Lar a vave pa tangentvev&Veve monstre』
『アイヌの生活』北方文化写真シリーズ
セゾン・ド・ノンノ特集・パリ大地図帳

今日入れた『アイヌの生活』は、アイヌの人々の暮らしぶりを写真とテキストで記録した一冊です。

『アイヌの生活』北方文化写真シリーズ


本書では、機織り、裁縫、むしろ編みなどにいそしむアイヌ女性の様子も、写真で取り上げられています。
アイヌ民族博物館HP(→LINK)によると
「好きな異性ができると、男性は女性用小刀などの道具類、女性は手甲などの衣服類をプレゼントし、受け取った側は、それらを身につけることで交際の意思表示をしたといわれます。」
とあるように、男女間の好意を表す手段として、ハンドメイドの品を贈りあうというのがいいですねえ。書籍コメントにも引用したように、
「刺繍の上手なことが女子の美点の一つに数えられると共に、美しい芸術彫刻品をつくることが男の誇りの一つとされていたのである」(「彫刻」『アイヌの生活』)
というのもすてきです。

明治初期のアイヌの人々といえば『イザベラ・バードの日本紀行』もよく知られています。
維新後まもない明治期に、東北を経て北海道に渡ったイギリス人女性イザベラ・バードは、どこか「ヨーロッパ的な」アイヌの人々がたいそう気に入ったようで、彼らの暮らしぶりを結構な分量をさいて克明に記しています。
「アイヌの女は、できるときにむしろや樹皮布を完成品あるいは材料として売りますが、夫は妻の儲けを取るようなことはしません。アイヌの女性はだれでも樹皮布のつくり方を心得ています」
「樹皮で織った布は耐久性があって美しく、自然の色合いもさまざまで、手芸愛好家におなじみの生地『パナマ・キャンヴァス』とどこか似ています」
機織り、入れ墨、結婚、女性の地位など、アイヌの人々の暮らしが、こちらは文章で、ですが、詳しく記されていておもしろい。
ちなみにこの本、上下二巻あり、アイヌの人々について触れてあるのは、下巻。おすすめです。
(出版社→ LINK ・アマゾン→ LINK

暖かくなったかと思ったら、今日は一転、ひどく寒くなりましたね。
季節の変わり目です。
良い週末を。

3/13◎入荷のお知らせ エストニアのレース

スウェーデンの織物本、イタリアの手芸雑誌、エストニアのレース本を入荷しました。

スウェーデンの織物本『Vav i Rosengang och Munkabalte』ローセンゴン織りとムンカベルテ織り
スウェーデン 43種類の織り図案集『43 vavar av En enda varp』
エストニアの美しいレース模様集『Pitsilised koekirjad』
イタリア手芸雑誌『RAKAM』1993年5月号
イタリア手芸雑誌『RAKAM』1993年11月号

エストニアのレース本は、チャート記号図の英訳をプリントアウトしてお届けします。
(※この英訳については以前にこちらで書きましたが、なんとか解読したい! というニッターさんの情熱から生まれたそう)

エストニアの美しいレース模様集『Pitsilised koekirjad』

またリトアニアのヒンメリ本『Sodo reda』。先日、初回入荷分が売り切れてしまいました(ありがとうございます!)。
送料と冊数をにらみながら現在、再入荷を検討中です。すこしお時間をいただくかもしれませんが、再入荷のご連絡をご希望の方は、下記商品ページ下部のフォームからご連絡ください。入荷できましたら、サイトにアップする日を事前にご連絡いたします。

【新刊】リトアニアのヒンメリ 伝統と作品『Sodo reda』

春本番の陽気が続いています。
桜の便りももうすぐでしょうか。

3/9◎入荷のお知らせ ノルウェーの編み物本、3.11と手芸

ノルウェーの編み物本、花森安治装釘本、スウェーデンの織物本など入れました。

ノルウェーの編み物本『カーディガンの本 2』 Kofteboken2
コットリンで織る44種の織り『44 vavar av En cottolinvarp』
イタリア手芸雑誌『RAKAM』1993年4月号
『編集者の発言』池島信平花森安治装釘本

ノルウェーの編み物本は、お客さまのご依頼で入荷しました。カーディガンばかりを取り上げたお洒落な本で、今回の入荷は2ですが、1もあります。

Ravelryで一部ですが、画像を見ることができますので、リンクを貼りつけておきますね。
Kofteboken 1 → LINK
Kofteboken 2 → LINK
きれいな編み込み模様の作品ばかりで、眺めていると無性に編み込みがしたくなるすてきな本です。

もうすぐ3.11ですね。
ずいぶん前こちらにも書きましたが、7年前のあの日、わたしは家族の仕事の都合で福島県郡山市に住んでいました。
初めての育児(娘は当時0歳でした)であたふたしていたときに起きた、震災と原発事故、そしてその後の何ともいえない重苦しい日々。乳児の世話に忙しく、それまでのようにまとまった時間、本を読むことができなかった(トイレにも簡単にいけなかった!)わたしのほとんど唯一の救いであり楽しみとなったのが、針と糸でなにかを作ることでした。
2000年から運営していた海月書林でも、当初から手芸本には力を入れていましたが、あの時に助けてもらったことが、いま古本新刊を問わず、より多くの手芸関連本を扱う大きなきっかけのひとつになったように思います。

手を動かし何かを作る。ときにそれが救いになる。そんな大げさな話でなくても、時間をかけ、丹精を込めて作られたきれいなもの、美しいものを目にすることで、せわしない気持ちが落ち着き、日々を進めていく原動力が生まれる。
同じように感じている方のお手伝いが少しでもできたら。7年前を振り返り、いま改めてそう思います。
よい週末を~。

3/6◎入荷のお知らせ

エイヤ・コスキさんの日本語版『ヒンメリのハーモニー』、リトアニアの民族衣装の着せかえ冊子、フィンランドの伝統セーター本、スウェーデンのボビンレース本を入れました。

エイヤ・コスキ 『ヒンメリのハーモニー』日本語版(再入荷)
フィンランドの伝統セーターと小物『LANKAPAITOJA JA MUITA ASUSTEITA』
リトアニア民族衣装着せかえ冊子『LIETUVIU TAUTINIAI DRABUZIAI』
『スコーネ地方のボビンレース』Skansk knyppling

ヒンメリ本は再入荷です。お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。

【新刊】エイヤ・コスキ 『ヒンメリのハーモニー』日本語版・著者サイン入り


繊細で優美なヒンメリとそこに込められた精神性を知ることができる一冊です。

またリトアニアの伝統民俗着せかえ冊子は、大人から子どもまで楽しめるようにと考えられた一冊。

【新刊】リトアニア民族衣装着せかえ冊子『LIETUVIU TAUTINIAI DRABUZIAI』


文化的な区分で五つに分けられる各地域の民族衣装が分かりやすく取り上げられていて、切り取らなくても(もちろん切り取っても可!)充分楽しめそう。
※リトアニアの文化的区分についてはこちら→ Wiki LINK

もう三月! と日に何度も驚いています。
空気がすっかり春~ですね。

リトアニアのヒンメリ

【新刊】リトアニアのヒンメリ 伝統と作品『Sodo reda』

リトアニアのヒンメリ本、少し前、入荷しようか迷い、そのときは一旦保留にしたのですが、今回、ありがたいことにお客さまからご希望をいただき、背中を押していただく形で入荷することができました(ありがとうございます!)。

ヒンメリはリトアニアでは「sodas」と云うとききました。「庭(庭園)」という意味で、結婚式などで天井からぶら下げることが多いのだそう。
書籍ページのコメントにも書きましたが、ピラミッド型、八面体などの幾何学模様を複雑に組み合わせた比較的大きなものが多く、ヒンメリと同じようにその形が宇宙の調和や精神性を表しているのだとか。
『Sodo reda』では、その大きなヒンメリの作品写真をじっくりと見ることができます。

またリトアニアでは、2016年に「最も大きなヒンメリ」のギネス記録チャレンジも行われ、68時間(!)かけて高さ211 cm、幅153 cm、重さ3.5 kgのヒンメリを完成させたそう。(下記の動画はその時の記録。ギネス記録ページはこちら→ LINK

2015年には「ヒンメリの研究と普及」という国際委員会もリトアニアで開催されています。

参加国は、わら細工のヒンメリが伝わるベラルーシ、ロシア、ウクライナ、フィンランド、スウェーデン、ラトビアの各国。
当店で取り扱っているヒンメリ本の著者であるEija Koskiさんも「神聖なヒンメリ」というタイトルで登壇したそう

【新刊】エイヤ・コスキ 『ヒンメリのハーモニー』日本語版・著者サイン入り

わたしたちの文化に興味を持ってくれてありがとう! と今回やりとりしたリトアニアの方がおっしゃっていました。リトアニアのヒンメリ、どうぞお楽しみください。

2/27◎入荷のお知らせ 「DELICA」「COOK」、エストニアの編み物本

料理冊子「cook」、手芸冊子「delica」、エストニアの編み物本など入荷しました。

エストニアの伝統ニット『Silmkoeesemed』
『クックCOOK』66年4月号・料理カード15枚付寺山修司夫人らの奥様座談会など
『クックCOOK』66年1月号・料理カード14枚付寺山修司随筆など
『デリカ DELICA』64年9月・実物大型紙・手芸カード全18枚付
『デリカ DELICA』65年5月・手芸カード19枚付
『デリカ DELICA』64年7月・実物大図案型紙&手芸カード全18枚付

『クックCOOK』と『デリカ DELICA』は、当時の女の子に人気があったおしゃれな小冊子です。執筆陣も参加イラストレーターもなかなか豪華で、サイズは小さめですが中身が濃く、いま読んでも面白い。
ちなみに寺山修司夫人として奥さま座談会に出席している「映子」さんは、『ムッシュウ・寺山修司』の著者でもある九條今日子さんの本名。70年に離婚後も寺山姓のままで、その後も寺山修司の仕事をサポートし、彼の死後は著作権管理も行いました。
今回の入荷分は料理カード、手芸カードつきになります。欠けているカードもありますが、なかには森山多喜子、イルゼ・ブラッシの作品も。各カードの詳細情報は商品ページにありますのでぜひご覧ください。

気がつけば2月も終わり。
近所の梅の花も満開です。

2/23◎入荷のお知らせ スウェーデン・ヴィンテージ・ファブリック本とヒンメリなど

スウェーデンの新刊本、ドイツのフレメ刺繍図案集などを入れました。

スウェーデン ウール刺繍 『Yllebroderier』
Schone alte Stickornamente北欧・フレメ刺繍図案集・クラシッククロスステッチ
スウェーデン 『1960~70年代のヴィンテージ・ファブリック』

スウェーデンのヴィンテージ・ファブリック本は、洋裁をされる方はもちろんのこと、60~70年代のスウェーデンのテキスタイル・デザイナーとその作品がきちんと掲載されているので、コレクターや北欧インテリア関係の方にもおすすめです。

【新刊】スウェーデン 『1960~70年代のヴィンテージ・ファブリック』


パキッとしたいかにも60~70年代らしいものもあれば、シックな草花のプリントもあり、オールカラーでとてもきれいな本でもあります。

また品切れ中でお待たせしてしまっている『ヒンメリのハーモニー』、無事、入荷のめどが立ちました。うまくいけば来月頭あたりには再入荷できるのでは? と思っています(無事、届きますように・祈)。

【新刊】エイヤ・コスキ 『ヒンメリのハーモニー』日本語版・著者サイン入り

そういえば、現在、この本の著者のエイヤ・コスキさんの展覧会「フィンランドから贈り物 エイヤ・コスキのヒンメリ展」が、2月1日~3月31日まで福島県の裏磐梯高原ホテルで行われているようです。よかったらぜひ。↓ LINK ↓
http://urabandai-kougen.com/event/exhibition_26.html

暖かくなったかと思ったら、また急に寒くなり、でも少しずつ伸びる日に春を感じています。
よい週末を。

2/20 ◎ 入荷のお知らせ ノールビンドニング新刊本

スウェーデンのノールビンドニングの新刊本、民族衣装・織り物の古本を入れました。

スウェーデンの古い編み物技法『ノールビンドニング』Nålbindning
『スウェーデンの民族衣装』 Draktfolket
『100の織りパターン』スウェーデン織物本 100 modeller att vava

ノールビンドニング本は再入荷です。

【新刊】スウェーデンの古い編み物技法『ノールビンドニング』Nålbindning


この技法については以前にも紹介しました(12/1◎入荷のお知らせ フィンランドのノールビンドニング)が、ヒトはこうやって、一本の線(糸)を面(布)にして、衣服をこしらえてきたのであるなあ、と河の源流を見るような気分になる、プリミティブで格好いい技法です。
写真などとあわせた編み方紹介は、こちらにもありますので、よかったらどうぞ(スウェーデン語)。(→ LINK

あたふたとしているうちに、もう2月下旬(今日もこれからダッシュで授業参観!)。
光に風にすぐそこまで来た春を感じています。
どうぞよろしくお願いいたします。

2/16 ◎ 入荷のお知らせ スウェーデンの織り物本 Knitting Team Finland

スウェーデンから届いた織物関連本・雑誌を入れました。よろしくお願いします。

『ヨハンナ・ブルンソン 織りのパイオニア』スウェーデン織物本 Johanna Brunsson Pionjar inom Svensk vavkonst
スウェーデン語版「VAV マガジン」1982年 nr1 創刊号
スウェーデン語版「VAV マガジン」1982年 nr2
スウェーデン語版「VAV マガジン」1982年 nr3
スウェーデン語版「VAV マガジン」1982年 nr4

冬季オリンピックで編み物をするフィンランド・チームが話題になっていますね。
→ ロイターの記事「Finland’s knitting passion is latest Pyeongchang yarn
「オリンピックのプレッシャーが大きくなり過ぎたとき、編み物のヒーリング効果を利用する」んだそう。試合中の編み物はそういうことなのでしょうか。

フィンランド・チームはインスタグラムにも、男子女子みんなで編み物をしている写真を投稿しています。
@olympicteamfinland
みんなで編んでいるこの四角いものは、最後につなげてブランケットにするそう。で、2月2日に生まれたばかりのフィンランド大統領夫妻の息子にプレゼントするんですって。いいですね~。

そういえば、現在品切れ中のフィンランドの編み物新刊本、近日再入荷予定です。
こちらもお楽しみに~。

【新刊】フィンランドの伝統セーターと小物『LANKAPAITOJA JA MUITA ASUSTEITA』

2/14 ◎入荷のお知らせ ノステピンとエストニア民族衣装

しばらく品切れ中だったノステピンと、エストニアの民族衣装作成ガイドを入れました。

ノステピン(毛糸巻き棒)再入荷
エストニアの民族衣装作成ガイドMarjamaaの女性(模様図案・型紙図案付)
エストニアの民族衣装作成ガイドKodavereの女性(模様図案・型紙図案付)
エストニアの民族衣装作成ガイドHaademeesteの女性(模様図案・型紙図案付)
エストニアの民族衣装作成ガイドピリストヴェレの女性(模様図案・型紙図案付)

ノステピン、お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。

ノステピン(毛糸巻き棒)


この道具、きれいな毛糸玉を手軽に作ることができるので、私もよく使っています。カセを毛糸玉に巻くのはもちろん、編み直す時も(小さなものなら)解いたあと、これで毛糸玉にしてしまいます。
必要な用途を過不足なく形にした、シンプルかつミニマムな道具なので、スペース的にも気持ち的にも、邪魔にならないのが良いところかと。
おすすめです。

エストニアの民族衣装作成ガイドは、型紙を起こすためのサイズや模様図案を記したものです。
下記の本のみ体裁が違い、シートではなく冊子状になっています。

【新刊】エストニアの民族衣装作成ガイドピリストヴェレの女性(模様図案・型紙図付)


決して大きな国ではないエストニアに、こんないろいろな民族衣装があるのがおもしろい。スカートの縞模様ひとつでも様々なタイプがあり、手仕事の背景にある長い歴史を感じます。

少しずつ長くなる日に、春の訪れを感じています。
そろそろお雛様も出さなければなりませんね。